症状別説明

寝違え

 朝起きたら首が痛くて動かせない。  たぶんほとんどの方が経験している事でしょう。  かく言う私自身も経験しております。  そんな時は自分で自分の首を治療します。

 …と、言うのは嘘です。

 自分が痛めた時にどうするのかという質問はよくされますが、どうにもならないと答えます。

 首の痛みなら手が届くのだからどうにかしようもありそうなものですが、施術ポイントは首ではないのです。

 痛みが走る方向によっても違うのですが、治療は概ね次のように行います。

 まず肩甲骨の間にある筋肉を静かに緩め、次に腕の筋肉なども緩めます。

 首に直接触れるのは最後です。

 そして状態を慎重に確認しながら、可能な状態であれば頚椎の6番、7番、胸椎の1番を矯正します。

 とにかくガリガリと首を揉みほぐすような行為は絶対にNGです。直後は楽でも後で必ず後悔することになります。

 また、入浴も浴槽にゆっくり浸かることは避けた方が無難です。温まっている時は気持ちが良いのですが、上がってからの体温低下にともない、痛みが戻って来るばかりか、場合によっては悪化します。

 出来れば短時間のシャワーだけで済ませるのが良いでしょう。

 さらに付け加えるならアルコールは厳禁です。これは必ずと言ってよいほどマイナスに作用します。

 余談ですが、不思議なことに寝違えは流行ります。もしかしたら気温の変化と関係があるのかもしれません。  1人寝違えを起こした方が来院されると、その一週間ほどの間に立て続けに数人来院されることがよくあります。

 どうか皆さん、冷えには充分に注意して下さい。

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